家族の時間⑥
ふたり揃って心臓を止めてしまったことがわかり、翌日センター
へ行きました。センターまで遠く、とても辛かったです。

この日は金曜日。先生は入院は来週からでもいいと言って
くれたけど、わたしは一度家に帰るともう病院へ来ること自体を
やめてしまいそうで、今日から入院させてほしい、早いほうがいい、
とお願いしました。今思えばもう少しおなかの中に居させてあげたら
よかったのかも・・・自分のことしか考えていなかったと思います。
亡くなったふたりをおなかに入れたまま、週末だんなさんはお仕事
なのにひとりではいられない・・・自分勝手なママでごめんね。


管理入院の妊婦さんや産後の方、赤ちゃんがたくさんいるところで、
個室にして正解でした。4泊5日だんなさんがずっと一緒に泊まって
くれて、それも心強かったです。初日は看護婦さんが来るたびに
感情があふれ、泣いていました。でもみんな本当にわたしに寄り添って
くれました。「赤ちゃんはお母さんを選ぶんだよ。大好きだから
来たんだよ。だからまた来てくれる、絶対に。」夜中でも泣いている
わたしに気付くとずっとそばにいてくれました。痛い、とうわさの
前処置も2日間かけてやりましたが、悲しみのほうが大きく、
泣いているわたしのために忙しい時間を割いてわざわざ看護師さんが
手を握ってくれていました。痛みはほとんど感じなかった・・・
変だけど、それもつらかったです。せめて痛みを感じたかった。

2日目の夜に、看護婦さんからどうやって赤ちゃんを送ってあげたいか
というお話がありました。へその緒はほしい?手形や足型はとりたい?
洋服を着せたい?など。4か月の赤ちゃんでも洋服を着せられますか?
と聞いたら、ちいさなちいさな型紙を作ってきてくれて、裁縫セットや
布も貸してくれました。翌日母にもいろいろ持ってきてもらい、
おそろいのちいさなスタイを2つ、おくるみを2つ、羊毛フェルトで
ぬいぐるみを2つ作りました。だんなさんは折り紙を借りていろいろ
折っていました。わたしにも双子ちゃんのためにできることがある、と
とてもうれしくなり、精一杯送ってあげようと準備することで少し気持ちを
整理でき、大切な時間を過ごせました。

出産前夜、だんなさんとふたりで双子ちゃんに手紙を。だんなさんは
双子ちゃんに素敵な名前をつけてくれました。この日、初めて
だんなさんが泣きました。ふたりで泣いて、泣いて、ただひたすら
双子のことだけを考えて・・・忘れられない家族の時間です。




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