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kumako
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家族の時間④
クリニック受診から5日後に、紹介状を持って
再び転院。片道約1時間の病院です。急な転院
だったため、だんなさんは休みがとれず、
母が一緒に行ってくれることになりました。

病院は1ヶ月検診の赤ちゃんがママやパパと一緒に
いっぱいいました。多胎の専門外来があることも
あって、双子ちゃんもいっぱい。母とふたり、
「かわいいねぇ。でもやっぱり大変だね。検診も
ひとりではこれないねぇ」なんて話しながら
2時間ほど待ったと思います。うれしかった。
わたしも来年の初めにはああやってふたりの赤ちゃん
を連れてここにくるんだ・・・そう信じていました。


先生はとても若く、穏やか。すぐにおなかの上から
エコー。「これが一人目の子です。おなかの左側にいて
頭が下。心臓しっかり動いていますね。」と言われました。
ピコピコと点滅する心臓、そして心音も聞かせてくれ
ました。「そして、こっちにもうひとり・・・この子は
逆子ですね。」と。そしてもう一人先生が来て、一緒に
エコーを見てくれました。かなり長い時間、見て
下さいました。膜を探してる?そう思ってました。
「じゃ、次は内診しますので、一回出て待っていて。」

もうその時、本当はわたし、気付いていたと思います。
二人目の赤ちゃんの心拍は教えてもらえなかったし、
心音もとらなかった。母に、「なんかおかしい」と、
それだけ伝えて内診。ここでもエコーですが、一人の
赤ちゃんの確認だけしかせず、なにかその時ははっきり
確信はなかったけど、よくないことがあるのを感じた
気がします。

診察室で先生から、まず一羊膜であることは確実と
のこと。そして、一人の赤ちゃんが亡くなっていること
を告げられました。まず一羊膜であること自体が珍しく、
その中でこの週数でひとりが亡くなってしまうとどう
なるのか、とてもレアケースなため、正直今はっきりした
ことが言えない。もっと早い時期なら亡くなった赤ちゃん
は母体に吸収されるけれど、微妙な時期であること。
たとえ吸収されたとしてもへその緒の問題はまだあること、
このままハイリスクの対応を続け、当面様子を見ていく
しかないこと・・・優しくゆっくり話してくれましたが
もうわたしは説明があまり頭に入っていませんでした。
ただひたすら、部屋を出る前に泣きやまないといけない
と思って耐えていました。


帰り道、母から言われた言葉。「しっかりしなさいよ、
お母さんなんだから。まだ一人はがんばっているんだから。
泣いたら心配するよ。」


本当にその通り。その通りなんだけど、このときはそんな
風には思えなかった。大切な子どもが亡くなってしまった。
どうして?なぜ?5日前は元気だったのに。このまま
もう一人もだめになるんじゃないの?きっとそうだ・・・

これはわたしの大きな後悔です。どうして、あのとき
もっともう一人の赤ちゃんのことを思いやってあげられ
なかったのか・・・。頑張って生きてくれていること
を、どうしてもっと喜んであげられなかったのか・・・。
悔やんでも悔やみきれません。










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kumako
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